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はれ,消えたものと消えなかったもの

僕が小学生の頃に世間を騒がせたロス疑惑は,主役が舞台から去るという形で幕切れとなった。今後の裁判の行方を気にしていただけに非常に残念だ。

たまたま,という訳ではないけど沢木耕太郎の「246」というタイトルの日記のような書籍を年初に読んだことがあり,その中で当時獄中にいた三浦元社長とのやりとりを覚えていたので読み返してみた。

すると,文中で当時「馬車は走る」という単行本を執筆していたと書かれていた。それって確か持っていたよな?と思い本棚を探してみたら奥から出てきた。そこには「奇妙な航海」というタイトルでロス疑惑に関することが書かれていた。

本人に関する情報は検索すればいくらでも出てくるのでここでは割愛するが,ここには逮捕される直前に沢木がホテルでインタビューを行っている状況が書かれている。

読んでみてどんな人でも弱い一面を持っているのだなと思ってしまった。内面の弱さをカモフラージュするために,あえて強気な面をずっと見せていたということは想像に難くないし,それは最近の言動でも同じだったのだと思う。

真実は誰にもわからなくなってしまったけど,多分彼は最期まで自分の抱えていた弱さの支配から逃れたかったのだろう。

でもそうするためには自分の人生を終わらせる必要がある,と思い込んでしまった。まるでドーナツの穴を無くすためには,ドーナツそのものを食べてしまえばいいと思い込むように。

ドーナツの穴を地道に埋めていく方法だって選ぶことができたのに。
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