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はれ,ベンジャミン・バトン(数奇な人生)

まだ観ていない人もいると思うので,ここでは内容に関して詳しく書くつもりはない。まあネタバレになるようなストーリでもないのだけどね。

久しぶりに映画館で観たこの映画は,スコット・フィッツジェラルドの原作がモチーフになっている。

ただし,原作とは内容がかなり異なる。僕はあまりの違いにびっくりしてしまった。どちらがいいというものではなく,単にテーマの方向が異なると思った方がいいのかもしれない。

なかなか面白い脚本になっているな,と思ったら脚本家はフォレスト・ガンプを書いたエリック・ロスだった。なるほどねー。

本編が3時間近いこの映画は,それでもほとんどその長さを感じさせないものだった。それに反して,原作はかなり短い。そのあたりからも違うストーリーになっていることがうかがえる。

映画に出てくるセリフは,本当にフィッツジェラルドが書いたんじゃないかと思えるようなものが多く,それを噛み締めるだけでも涙が出てきた。あるいは僕が涙もろくなっただけなのかもしれないけどね。

僕は優れた芸術作品というものは言葉にならない,もしくは言葉にできないものだと日頃思っている。でも,時として言葉というものはとても大きな意味を持つ。

スクリーンに出てくる全ての人間が持っている人生を,多くの含蓄ある言葉を見ながら追いかけて行く。そしてまた,それは結局のところ自分の人生についても考えることになる。

長くなってしまったが,全体を通して個人的にはすごく楽しめた映画だった。ただし決して万人受けするものではなく,日常の鬱憤を晴らしたい人や,純粋に映画の持つエンターテイメントの魅力を求める人には向かないかもしれない。

でも,もし映画を通して自分とその一度しかない人生について少し考えてみたいということであれば,僕は強くオススメします。個人的にはもう一度見に行ってもいいかなと思っているくらいなので。

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