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はれ,愛想が悪い客は(第三章)

ひとしきり愛想の悪いマスターの店で飲んでいたのだけど,だんだんネタに飽きてしまったのでお店を替えることにした。といっても既に1時をまわっていて電車はない。仕方がないのでタクシーに乗り,新宿ゴールデン街まで繰り出すことにした。

行きつけのお店でまた飲み始める。だんだんまったりしてきて,みんな眠くなってきた頃にその人は現れた。

「どーもー,お笑い芸人志望の○○と言いますー。今日は八王子から来てゴールデン街のお店をおじゃましていますー。よかったらネタを見ていただけませんか?」

いつもだったらマスターが断るのだろうけど,この日は違った。なんせうちらの一人がコテコテの関西人だったのだ。

「おー,じゃあ見てやるからやってみ」

だ,大丈夫かな...?

「ありがとうございますー。じゃあ始めにもぐらたたきをする高田延彦」

シーン

「つ,続きまして背中を押されて熱湯風呂に入るネタ芸人のマネ」

シーン

「あち,あちちち!!」

シーン

結局10分くらいやっていたけど,一つも面白くなかった。これはこれで結構すごいな。

すると,うちらの関西出身の人が,

「お前,もっとがんばらなあかんで。まあビールでも一杯飲んで他の店まわってこい。マスター,こいつにビール一杯出して」

「あ,ありがとうございます!ビールをもらうなんて感動しました(ジョッキを一気に飲み干す)。これから行ってきます!!ごちそうさまでした!!」

「ちょいちょい,ちょっと待ちいな」

「はい?」

「誰もオゴリなんて言っとらんで。ちゃんとビール代払いな」

...いやー,すごいよ関西人。笑いのDNAとかあるのかなー。
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